昨日の続きをちょっと書きますが、捜索に関わった人たちもあの辺は探したと言っていますね。そんな場所から骨のほんの小さな欠片と靴が出てきた。靴は両足とも、しかも靴下まで出てきた。これだけ出てくるものを捜索隊が気付かないはずがないと思います。
しかしこういうこともあります。いつ頃のどこだったか忘れましたが、子供が二人か三人、自宅周辺で行方不明になり、かなりの人数が出て捜索してわからなかった。しかし後日、自宅の目の前のタンクの中に入って死んでいた。
確かタンクの穴から飛び降りて入ったのだろうけど、出るとなると飛んでもそこへ届かない。子供たちは中で叫んだろうけど、その時は誰も気付かなかった。捜索が開始されたときはもう亡くなっていた。そんな事だったのじゃないかと思います。私もしっかり記憶している訳じゃありませんが警察が捜索すれば必ず警察犬は出るはずです。でもタンクへは向かわなかった。
これは本当にやりきれない事件で、遠くを探しているのに、つい近くのタンクの中に居た。盲点と言うのはこういうことでしょうか。
どこかでこれを書いたと思うのですが、私も子供の頃に放置されたタンクに入って遊んだことがあります。ひとりで遊んでいて空き地に放置されている丸い潜水球のようなタンクがありました。上に穴が開いていて蓋はありませんでした。覗くと漫画雑誌が散乱していて、その時は誰も居ませんでしたが、誰かが勝手に入って遊んでいるのでした。秘密の隠れ家みたいな感じだったのでしょう。私も入ってみました。タンクの底に木の空き箱が置かれていてそれを足がかりにしていたようですから、私もそこに一旦足を引っかけて下りました。
しばらくするとここを隠れ家にしている奴が来るかもしれないと怖くなりました。しかし出るとなると高くて穴に手がかかりません。木箱の上に登るのですが、小柄な私にはちょっとしんどい感じでした。球の形ですから上に手を引掛けると足は宙ぶらりんです。それでもどうにかよじ登って出ることができました。事件も、きっとそんな感じだったのではないでしょうか。
ひとりで何かやっている時に事故でも起きるとそれっきり分からなくなることはあり得る。大人でもそうだと思います。山の一人歩きはその意味では危険です。しかしそれが大好きと来ているので一人歩きはやめる気はありませんが、充分な気を付けたいと思います。とにかく今はスマホがあります。圏外で事故らない限りは大丈夫だとは思っていますが。
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