2024年10月25日金曜日

老後の資金はある人にはありない人にはない

当たり前だけど、人によって色々あることを一括りにしては語れないですね。この辺りをどうして自分中心に物事を言ってしまうのか、この辺は人間心理の不思議でもありますね。

この前老後資金なんて必要ないって言っている人の動画を見たけど、その人は退社時にそれなりの退職金を受け取っていて、月割り年金も結構ある。多分国民年金だけの月割り10万に満たないのを想像できないんだと思うな。

国民年金だけの人って退職金がそもそもないですからね。私もそんなのに縁がありません。ボーナス退職金がない人生で迎える60越えはもう全くベースの違う話です。しかもよく言われる2000万円問題は一応の目安みたいなものをしめしてくれているだけなので、なんでそんなことに一々異論をいう人が出て来るのか、ちょっと不思議ですね。

資金がなくても足りると言う人の概ねの趣旨は余計な出費はなるべく控えて身の丈で生きることを言っているのですが、身の丈もなにも月割り10万以下では無理。詳しい計算をする必要などないです。私も現実に10万もないので。

比較的良い時代を過ごしてきて、それなりの退職金と年金がある、そういう人とは別次元の世界が以後はできたのですよ。社会に出たらいきなり派遣とかバイトしかない人だって出現しました。そう言う例が幾つも語られています。この人たちは本当に苦しいと思う。

余裕のある人も、実は時代に恵まれた面が強いのじゃないですかね。40代の工場労働員で手取り20万とちょっと。せまいアパートで独り暮らし、それが老後まで続く公算が強い。今はそういう人が普通に居るのです。

私の場合も職業転々組なので老後の危ないことは漠然と分かっていたのであれこれと考えて今はどうにかなっているけど、それでも不安がない訳じゃないです。一歩先に何があるか知れないですからね。

まあ私の考えは、運用しながらだと一応は社会に回るし、ちょっとマシになったと思ったら多少の楽はしてみたい。そんな考えですね。投資を博打と考える人には通じないけど、若い時代に何とか手取りで16万ほどあれば、狭くても家賃5万以下で持ち物を少なくして徹底した節約スタイルに徹し、浮いた金で資産運用する。何十年後を考える。

そんなところですかね。とにかく何とか種銭を作る。時間は金ですから、若いなら時間を味方にする。苦しいけど何と頑張れと応援したいです。

一方、明日は明日だと割り切るならそれで良し。老後の人生は考えない。今を楽しむ。それだってどんなチャンスがあるか知れない。しかし結果にはそれなりの覚悟をしろと。

それこそ世の中様々。

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