2024年10月4日金曜日

人は孤独で当たり前--2

孤独には種類があって、孤独のグルメなんかはどう見ても孤独が好きだとかの方でしょうが、でもあれって本当に孤独なのかな。孤独ってやっぱり他人に理解されないとか、親しい友が居ないとか、普通はそういう時に感じるのですかね。

例えば疎外されている孤独というものあって、私も会社のなかでそれなりの経験があります。自分だけ浮いてる。一人が相手だと普通に世間話も笑い話もするけど、皆が集まった時はポンと距離ができる。そう言うことが割とあって、だから会社の集まりなんかはあまり楽しめなかったことがあります。

似たようなのがやっぱり存在していて、宴会なんかではそう言うのばかりが近いところに座ったりするのですね。で、他とは全然違う話をボソボソとやってたりすのです。その程度なら一人じゃないし疎外感もない。でも、ある時ちょっと会社と意見相違みたいなのがあって会社と関係が悪化した。そうしたら他の社員とは一斉に距離ができたことがありましたね。そういう時は疎外感が見事にありました。

でも人の世の中って大抵はそうなので、疎外感を感じたら一人で別の孤独を楽しむ。余程に居辛くならない限りはそれはそれでドラマ。それだから、だいたい行動は一人だし、仕事も一人でできる仕事を今はやっています。

でも若い頃は皆と一緒に仕事をしていて、同じ釜の飯を食うとかの状態だったのですが、あれはあれで割と好きなのです。昔は好きだった。だから社員食堂が妙に好きだし、今でも複数の人間が集まって何かを作るような仕事は好きです。誰かを疎外していたら物事がなせないので、そういうところでは疎外感はない。逆に連帯感ですね。運命共同体。

でもそんな時代に、いつも上司から呼びつけられて何事か叱られている人が居ました。二人居たかな。他の部署だったけど平ではないので私よりは上の人でした。その気配から、周りってやっぱりちょっと遠ざかるのですね。普段は皆と親し気だったけど…。上司と合わなかったのでしょうね。一人は直ぐに辞めて、もう一人は存じません。私が他へ移ったので見えるところではなくなりました。だけど、これは推測だけど、多分持たなかったと思う。新婚だったのに。

本当の意味で、孤独だったろうなと思います。一人は居直ってケツをまくった。一人は新婚だったので、相当悩んだと思います。

今どうしてるかな。我慢したのかな。

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