2024年10月15日火曜日

加藤清正の逸話と老後の話

どこかで読んだ話です。違ってたら申し訳ないけど、多分清正だった。更に逸話だから本当かどうかは怪しい。でも興味深い話です。

ある時汚れたいざりが道端に座りこんで目刺しか何かをむしゃむしゃと食べていた。清正がこれを認めて問うた。

うぬはそのような結構なものを食べていて何故その身の上なのか。

いざりは答えてこう言った。

自分は若い頃からこれくらいのものは食べてきた。

清正は諭したのか怒ったのかは知れないが、まあ諭したのでしょう。

うぬはそんな心掛けだから今頃になってそのあり様なのだ。


今、好きなことがやれるから尊いのだ。先のことばかり考えて今を楽しまない生き方は感心しない。

当然ある考えです。最初からその考えならむしろ何かできるかも知れません。人生の概ねは自己責任です。破天荒も面白い。

でもね、そこはそれ、片方ではやっぱり歳喰ったときのことも考えて置く方が良いのじゃないですか。楽しむことと同時に堪えることも若い頃にしかできない。

私の周辺にもその日その時しか考えないで生きているような人がいましたけれど、結構他人に助けてもらったり迷惑かけたりしているのに、それに気付かないのですよね。気付かないふりをしているのか、どっちか知りませんが…。

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