ローン破綻の動画なんかを時折眺めています。ひとつ何かあれば当家だってと、そんなことを考えるし、あともうちょっとになってまさかとは思うけど、あれこれと突き詰めたことを考える性格です。それでなくてももうこの歳なので、持ち物は少しずつ、むしろ整理しなきゃと思っているこの頃です。
当家が何とか終えそうなのは前にも述べた通りかなり運です。 なのでその面では人それぞれとしか言いようがない。でも、ローン破綻して家を明け渡すシーンなどを見ていて、どの家庭も不要なもので溢れているという気がします。物が多すぎる。それを整理して出て行くのに一苦労。
なんでそんなに物があるのか。当家にだって色々あります。親が事業を諦めてこちらにやってきたときもそこにあった物はゴッソリ廃棄物にして、言ってみれば身一つでやってきたのに今家の中には物で溢れている。
勿論、最も量が多いのは私のものです。絵の道具があるしパソコンがある。過去に何台も整理したけど新規が入るのでどうしようもない。本も沢山。本などは転居する度に重いのを苦労して運んだけど殆ど開かないのもある。更に、母はチラシなどを見てあれこれ買えと言うから買ってきたら何も役に立てないまま放置してしまう癖でした。買ってくるまで煩い。そんなでも折角買ってきたものだからと置いてある。
実際こんなのばかりで溢れているのです。だから、少なくとも以後は物を買わないようにしようとの考えです。
でもね、この頃アマチュア画家とかオブジェを作っている人が画廊でものを売ろうとするのが増えて、これがちょっとしんどいのです。言っちゃ悪いけど、絵画塾などやっている先生なんかも小さなのを並べて売りたがる。これってとても嫌な感じです。いつの頃からこうなったのだろう。以前は自分の絵など売るレベルではないと分っていた人が多かった。今は何もない。
行けばどうせ、ひとつどうですかと言われるから、その類の人の展示には行かなくなった。絵画に限らず画廊の展示は即売会になってしまった。要りませんと断るのも一苦労。その心配のない展示だけを観に行く。売るのは精々メルカリにしてください。人には押し付けないで。
案内をもらったら立ち寄って、帰りには一杯やる。これが楽しみでもあったのだけど、それも段々と減りつつあります。
残る楽しみは居酒屋だけになる。しょうがないね。
0 件のコメント:
コメントを投稿