2022年5月23日月曜日

やっぱり気になる山梨のあの件

これに関しては多くの人がより詳しい調査と解析をしていますので私のような素人があれこれと言っても事実上興味本位と似たり寄ったりなことにしかならないのでこれを最後にしますが、やっぱり首を傾げる部分があって、どうにも気になります。



テレビなどでは解説の都合なのか地図が逆さまになっていることもあったりして混乱するのですが、当初見当を付けて探していたルートでは臭いが途中で途絶えて犬も追えなかったとされています。

この事情に関しては、山の中では普通にあることだとする意見もありますので、そのことを過大に事件説に結びつけるのは危険かも知れません。そして今頃になって林道の終点辺りで子供の足跡が10個発見されていたというのが出てきました。少女が行方不明になった二日後だとか。発見したのは男性の捜索ボランティアで、これが何故三年も経った今頃になって表に出てくるのか。

林道は平凡な橋が三つ掛かっている普通の林道で、道は荒れているけど終点までは誰でも歩ける場所のようです。発見場所はそこから更に奥へ入ったところのようですが、決して行けない場所ではない。そして山の頂上へ行ったとするとここから登って行ったと普通に想像もされるのに何故か捜索をしていない。

何ともこれは不思議な話です。山の上を目指すはずがないとの考えで元から眼中になかったのか、にしても靴跡が発見されていて、これが誰のものであっても子供がその場所へ行ける証明ともいえるもので、どうしてこっちを捜索しなかったのか。今となっては無念としか言いようがないですが、私はむしろこの理由を知りたいです。靴跡を発見した男性はその時周りにどう働きかけたのか。働きかけても蓋然性がないとの判断で優先順位がなかったのか。何とも奇妙な話です。

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注)その後調べましたら靴跡を発見したのは登山者のようで、そのこともちゃんと通報しているそうです。だとしたら更に不可解です。普通ならすぐに捜索に向かうと思うのですが。

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もっとも、一部にはやはり頂上を目指すのは無理だと考える人も存在していて、そのような人は事件説を採っているようです。事故説にしても、靴などが発見されて、どうやら頂上付近から流されてきたとの推測がここになって生まれて初めてそちらに意識が向いたのであって、でなければ林道の奥をやはり考える人は居なかったのかも知れません。

でもねえ、靴跡があったのですから…。

人が考える外側に事実が膨らんでいく。このことの不思議さと恐ろしさを思ってしまいます。その思考の愚かさを言う人でさえ、結局は後追いでしかないですからね。

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