2022年5月12日木曜日

我、遂に衰えたり

孤独のグルメじゃないけれど、遂にそう来たかと思います。ペットボトルのキャップが開け辛くなってきました。握力がなくなってきたのですね。特にトマトジュースなんかだとキャップのところで固まりやすい。そういうのが辛い。



小さなキャップ特にしんどい。でも、そんなの以前はなんてことなかったのです。それが今や…。

来るものは来る。それはしょうがない。でもそれだけじゃない。きっと、私の不器用も影響している。だって、こちら側のどこからでも開けられますって、あれですね。知っているでしょう、タレの袋とかの奴です。私はあれが開けられません。刻みのない奴が開けられないのです。しょうがないから歯でやるんです。あれ、ちゃんと不具合なく開けられる人って居るのでしょうか。信じられません。

ハムの袋だってそうです。ここから開けられますと書いてあるけど、確率五割。破れないで伸びるだけ。結局ハサミ。

情けないのが納豆のタレの小さな袋。あれ、破った瞬間に情けないほど液が飛び出ます。手の方にゴッソリ着いてしまいます。朝などは特に納豆を食べた方が良いとか言われていますし、それを続けたいのですが、なんとなくあの袋が嫌でさぼりがちです。もっと良い方法がないものでしょうか。

なにしろ歳を喰うとコップはひっくり返すしかけた醤油が皿から飛び出るしで、いつの間にそんなになったかなとこの頃つくづく思います。

でもね、これでも私は絵を描いているのです。不器用でできるでしょうか。まあ、それはね、描けたものを見ればという奴ですね。ほざいてしまいました。

しかし、ビックリするほど不器用で、それを何とも思っていない人を知っています。過去、デザインスタジオに勤めていた時の同僚なんですが、カッターナイフの刃に折り目が付いていますよね。グッと抑えてそこでパキンと折れるようになっているアレです。私だってそれだけは普通に折れます。だってデザインスタジオで仕事をしているのですよ。そんな不器用でどうするのですか。しかしそいつが使っているカッターナイフを見ると、そんな折り目と無関係なところで刃を折っているんです。ドッヒャー!ですよ。

そんな人だから仕上がる仕事も大雑把、と言うかちょっと汚い。それを大体私が手直し。でも、何故かそいつの方が時給が高かったのです。最初の約束の関係なんですが、まあ今更愚痴ってもしょうがないですね。このことに関してはちょっと面白い経緯があるので、機会があれば後に記したいと思います。

とにかく握力が戻ることはないので、以後は苦労が増します。段々生きにくくなりますね。

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