2022年6月8日水曜日

ダメな時は何をやってもダメ

これですね、今メジャーリーグを見ていると解かりやすいですよね。大谷の居るエンジェルス。途中までの好調がどうなってしまったかの13連敗?大谷の不調も原因してはいるのだろうけど、一人の不調だけでチームがここまでになることはありません。大体ピッチャー打たれ過ぎ。



これはですね、その目が出続けている時は潮目が変わるまではどんなにジタバタしてもダメなんですよ。どこをどう転んでもダメ。実際野球のどのチームも経験しています。

私が勤め人だった頃にもありました。結果が出ないし上司にあれこれ言われるし周りからは冷たい目で見られるし、中には馬鹿にしているのも居る。それが延々続く。毎日会社へ行くのが苦痛で昼飯もろくに入らなかったことがあります。

今私は投資をしていますが、短期取引はしないのでほぼ市場任せですが、売買している人も負け続けるとそれが切れない。我慢していても負ける。動いても逆の目が出る。本当に誰かが見ているみたいにやられます。勝てない時は勝てない。経験者も居るでしょう。じっとしててもダメ。ジタバタしてもダメ。本当にそうなのです。

しかし投資に関しては、自分だけじゃなくて世界が同じ動きを相手にしているのです。ある人には高く、ある人には暴落などと言うことはありません。しかも結局は相場は上下を繰り返すことが分かっているのでそれを乗り越えられるし戦略も建てられます。動いた人にも動かなかった人にも相場の回復は平等に訪れます。問題は、それを待てない世界です。

何かタイミングを変えたり雰囲気を変えたり塩を撒いたりするのですが、それでいったいどれ程の効果があるのか。エンジェルスも監督交代でどうなるでしょうかね。何もしないでじっとしている訳には行かないので何かやるのですが、それが効いたと思うことって殆どないのじゃないでしょうか。本当にダメな時にはあらゆることから見放されます。そんな経験のない人は幸運だったと言うべきでしょう。

そんな時はやるべきことだけをやって、後はじっと我慢しかありません。動いてもダメ、じっとしていてもダメなのですから。ところが、ようやくちょうど潮目が変わりそうなときになって担当を変えられることがあります。ダメの評価を付けられて…。その後のことは想像できますね。

ある人の不運はある人の幸運になる。禍福は糾える縄の如し。世の決まりごとのごとくそうなれば、幸運を拾った人もいずれは同じ苦労をするはずなのですが、不思議にこれがない人が居る。

どういうメカニズムなんでしょうね。私にはトンと分かりません。


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