何しろこの暑さ。自宅に居るとエアコンを稼働せねばならないし、電気代が嵩むことはもちろん、地球規模で電力が足りないというから、ここは暑い中でも外出してブラブラ歩きながら物思いに耽けようと考えた。
それで電車賃を使っちゃどうにもならないが、しかしエネルギー消費することは避けられる。そんな思いで、随分昔にグループ展をやったことのある某街の画廊喫茶を訪れてみた。
車内であれこれ考える。尿の色が濃いのは相変わらず。それでふと思い出した。それが気になって近所の医者で言ったことがあった。この医者は、兄はあまり好きじゃないと言っていたけど、私とは悪くない。どこの出か知らないけど、とにかくその医者が、ああ、そう言うこともあるよ--とさり気なく言っていたのを思い出したのだ。
だったらそんなに心配することもないかも。心配したからと言って、もう滅多に医者には行かない決心をしているので、なるべくのことを自分でするしかない。適当に歩き、大食いをしないで、まあ酒はちょっとだけ勘弁してもらって、あまりカッカせずにやっていれば、医者通いなどむしろストレス。そう割り切ることにした。まったくの自堕落でそれを言っちゃおしめえだけど、まあ、運動その他一応のことはするので…。
件の街に古い商店街がある。商店街を歩くのは好きなのだが、ほぼ完全にシャッター街。時代と共に何事も廃れる。俺も同じだと妙なところで納得するのだった。
画廊喫茶の店主は直ぐに私を思い出した。もう三十年も前だ。この街のグループの展示があった。絵はアマチュアグループとしてはそれなりのものだと感じた。ぼんやり眺めて、注文したアイスコーヒーがいきなり甘いのにビックリした。今時甘いアイスコーヒーを出す店はないだろう。こちらは血糖値が高いので、世間話をした後、何ほども飲めずに辞去した。
帰りにいつもの街へ移動して一杯だけ軽くと思ったが、、駅前の店はなんと満員。なんで満員よ。もう用心もなにもない。しょうがないから、以前行ったことのあるちょっと離れたところの居酒屋。ここで精々ビール一杯と思ったら、居合わせた初対面の客と世間話に花が咲いての長居。この騒動のお陰でこの頃ずっとこう言うことがない。結局酒も結構行っちゃって、今後は意思をきっちり持たねばならぬと反省しきり。回数を減らし楽しいことは取って置く。それで行きましょう。
しかし外出すると飲まないで帰ることはない。どう上手くやるかなと、今度は今度で別のアレコレを考えるのだった。
そうだ、思い出したぞ、酒を飲む前にカテキンを入れて置かばどうかな。ダメかな。
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