2022年8月3日水曜日

知人一家の話だが、これはこれで大変だ

それ程の付き合いはないが、知人がもう長い事闘病している。何の病気か詳しくは知らない。奥さんと子供が居るが、とっくの昔に別居していて、知人が倒れてからも疎遠状態らしい。

似た話が他にもあった。あちこちどこも大変だなと思うのだ。



彼は堀の深い顔立ちで、若い頃はそれはもてた。本人がハンサムだし奥さんも美人。外から眺める限りは、人も羨むような夫婦だったろう。

しかし何がこじれてそうなるのだろうか。いっそ離婚と言うが、それは絶対に受け入れないと言う。知人の親が実はそれなりの資産家なのだ。だから、病院関係の費用は全部ご両親が持っているのではないか。

見舞いも世話も奥さんや子供(とっくに成人している)ではなくてご両親が行っている。普通の逆になっているのだ。別居しても離婚はしていないのだから養育費なんかどうしていたのだろう。親は資産家でも彼はそんなに稼げる仕事をしていなかったと言うし。

法律に詳しくはないが、こういうの、どうなるんだろう。ご両親はもう相当な高齢で、もしもがあったら一体どうなる。知人に兄弟が居るのかどうか知らないが、一体誰が見舞うのだ。遺産関係の話もあるだろう。詳しいことをあれこれ聞く訳には行かないが、世間はどこもややこしいのだと痛感する。

知人を自分と置き換えたらどうなるか。自分にはもう何かあっても誰も居ない。親が残したのは借金と苦労ばかりで、自分が逝くときには誰も居ない。そんな割の合わない話があるかと思うけど現実の話。ひとり者というのは、ある一定年齢を越えるとそれを考えなきゃいけないのだ。私も知人の心配より自分の心配。

民間会社に資産を一切預けて全部を管理してもらうのがあるそうで、相談に行くとそういう例も紹介される。

でも、何となくあほらしい。なんでそんなことをする。連中だってタダで働くのではない。その分の手数料をこっちが持つのだ。今だからカツカツでなんとかなっている。その分を別に稼ぐのか。そんなの大金持ちのすること。それなりの資産がないとたちまちやっていけなくなる。

こうなると、過去にあったあの事件。一応の資産を持っているひとり者に近づいて、適当な時期に一服盛って遺産を受け継いでまた他へ渡り歩いたなんとかってオバサン。名前は忘れたけど、あれなんか、一服盛るから問題なのであって、上手いタイミングで物事があれば、他人の終末の始末をしながらビジネスになったかもしれない。

どこかに秘密のビジネスがあるかも知れないね。うまく法律を潜れば良いので。


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