2022年8月9日火曜日

ああ、オリビアニュートンジョンも逝ったのか

ああ、あの人がの話を聞けば、それが続く不思議。物事というのは何故かそれが続く不思議がある。そりゃ世界では無数の人が生まれ無数が亡くなっていくので、それが著名人だったりするとああ…と思ったりするものだ。



ジョリーンが流行ったのはいつ頃だったろうか。1976年?

はるかな昔だ。あっという間に時間が過ぎていると思うのだ。それは近頃は加速度的だ。自分の時間はある長い時期ポカーンと抜けている部分がある。それ以前は連続していた。しかも時間の長さをそれなりに実感できていた。しかし、今の住まいに変わってきてから早や27年も経つが、その27年はスカスカの感じだ。

この間に何があったか。家族も居なくなったし色々はあったのだが、殆どは生活苦と近所のトラブルと家族の苦労ばかりで、渦中にある時はいったいいつまでこんなのが続くのかと思っていたが終わってみればスカスカ。

これは、早く言えばその間に楽しい密度の濃い記憶がないからに違いないのだ。普通に人は、精々何年か前でも、ああ、あの時はこうだったなとかの笑い話がある。でも自分にはそれが殆どない。情けないばかりで、笑えるような話がないのだ。つまり、そんな感じで時間があっと言う間に過ぎた。

最近女優の斉藤由貴さんを見てブッ飛んだ。私は彼女の若い頃しか知らない。写真集だって持っている。べ、別にいいじゃないか持っていたって。他だって持っているぜ。だが、スケバン刑事の時代以後彼女の記憶が完璧に抜けている。その斉藤由貴さんが最近刑事ドラマで随分な偉いさんの役で出てくる。そのドカーッとした感じにブッ飛んだ。いきなりのこの変化はなんだ。あの貫録はなんだ。

ああ、そんなに時間が経っているのだ。そう言えば、昔はかけらもなかったミヤネ屋がどうしてあんなに偉そう。影もなかった人がいつの間に出てきて世間にドカッと存在している。比較するなんてナンセンスだが、いやいや、その間にこっちが何等の成長も蓄積もなかったに過ぎない。他が普通に成長しているだけなのだ。

安物テープにあれこれ録音したものを上京する時に持って出た。ジョリーンもあった。少しずつデジタル化して、今も時折聴いている。1976年なんて子供だった。オーディオに凝ってアンプ造りに熱中していたが、他は何をしていたかなと思う。

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