周回遅れだけど書きます。松本零士さんはですね、子供の頃に結構影響を受けた人なのですよ。漫画が好きで趣味で描いていましたので。長ずるに従って徐々に漫画から離れたけれど、これは多分、普通に誰もが通る道。
このことについてTBSのサンデーモーニングの識者らしい面々がろくなコメントできなかったとかで一部で言われているけど、しょうがないんじゃないかな。だって彼ら彼女らは宇宙戦艦なんか興味ないでしょ。戦艦なんて言葉を忌み嫌っていたのじゃないですか。そっちじゃなくて朝日ジャーナル小脇に抱えていた類でしょう。番組そのものがそっちなんだから、無理に何か言わせる必要なんかないです。多少の思いがある人だけが何か言えば良い。
宇宙戦艦ヤマトなんかの時代は、私はもう漫画に興味はなかった。読むとなると水木しげる御大か柘植義春さんの方に移ってしまっていた。でも、もっと古い時代の、COMに短編を描いていた頃にはかなり魅せらた思い出があります。絵柄なんかもまねたりして、徹夜してコマ割り漫画を描いていた思い出があります。
漫画家志望があちこちに居てサークルなんかを作って、描く奴も居れば論評だけの輩も居て、何故か多くの人が左翼がかっていて、日共系だの反日共系だのとあれこれお説を振りまいて、いわゆるエエカッコしていた時代です。ほとんど未成年の若造なのに随分偉そうで、どこかで仕入れた知識を振り回したくてしょうがない。そんな時代でした。
振り返るとそれは殆ど時間の無駄使いしかなかったけど、何故か覚えているのはそんな時代のこと。他にもうちょっとマシな進路を見つけてそっちに邁進していたらと思うのは愚か者の後悔という奴で、今さらそれを言ってもしょうがないです。余計な連中と付き合ったなと、嫌な思いでばかりです。後に漫画家になった奴も居ますがね、あまり長持ちはしなかったようです。
しかしながら、松本さんの漫画の思い出は強くて、古本屋で見つけてきたのを今も持っています。これはヤマトで有名になって以後のものだろうと思うけど、形の表現がやっぱり上手いのですね。四式戦車なんか本物よりカッコいい。天性かな。
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写真撮るの一苦労。一つでやんぺ。
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