2022年7月26日火曜日

ああ、島田陽子さんも逝ったのか

砂の器が直ぐに思い浮かぶ。波乱万丈の女性だったか。69歳と言うが、今の世の中70だからとか、もうそんなのはないような気がしている。やはり大腸癌だったと言うが、人はありふれて大腸癌で逝くのだなと思うのだ。母もそれで逝ったが87だった。それを思うと全然若い。



十年ほど前の同窓会に参加した時、意外にも亡くなっているのが多いことを思った。病気、事故、それにまあ--その他もあった。人の生き死にはなんだろうかと、その時思った。好き嫌いも多くて生物学的に見て長生きしそうなものなど子供の頃から食していないし、冴えない学業から考えても高収入を得にくい自分であるのに今永らえていることを不思議に思うのだ。

例えば兄は、子供の頃から毎朝は当たり前として毎晩も歯を磨き、それなのに六十にもなると歯はボロボロに近かった。その点に関しては私は全然。夜だって気まぐれ。気持ち悪ければ磨くけど、普通は仕事をしていて、つい休憩で横になったついでに寝てしまうという生活だった。一人暮らしを始めてからはろくな自炊もせず、インスタントラーメンばかり食べて完全に体を壊したこともある。ものを齧りながら仕事をしていた。なにしろ景気の良かったころはチェーンワーキングであって、その収入のかなりを仕送っていた。ストレスいっぱいだった。長く続いた。いつ黒雲が晴れるのかと思う日々だった。

そんなのが齢の割には歯も良く残っていると歯医者さんに言われるし、結構飲み歩いているし、暑いのに何故か夏が好きで今に至っている。

「あんた、夏は動けないでしょう」

そんなことを言った医者も居た。千葉の方の仙人気取りの医者だった。厄介な病気に見舞われて、それは今も引きずっているが、本も書いていて一部には有名だったから訪れてみた。しかし私から見ると己を名医と思い込んだ勘違い医者だった。違った診断をしていてそこから頑固に頭が動かないのだった。しかし医者から観ても確かに不健康には見えたのだろう。自分でも長くはないと思っていた。そんなのが、自分でぼんやり考えていた年齢を超えて、まだ年寄りとは言えぬでもこの年まで生きながらえている。いったいなんだろうなと思う。

医者に関しては、本当に情けないのに遭遇してきたので機会があれば書きたいと思う。

でも、69はやっぱり若い。多分私は70になってもコツコツと仕事をして生きている。70があればだけど。

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