宗教関係や政治目的の人たちにはやっぱり苦労する

私は絵を描いているので、展示も何度かしてきたのですが、この二つにはやっぱり注意が必要なんです。ある展示の時、同じ市内に住んでいる人が観に来てくれました。色々話をして、相手も写真をやるので展示会もするから、良かったら電話番号をと言うので、つい教えてしましました。

後にはこちらから丁寧な礼状を送りました。すると相手は宗教関係者だったのです。電話がかかってきて、絵の話など教えてもらいたいと言うので、閲覧に来てくれた人でもあるので無碍にもできず呼び出しに応じたら宗教の勧誘でした。

やんわりと、しかしきっぱりと、要件を偽っての呼び出しは困ります。以後はお断りしますと言いました。しかしその後も電話が来るので、強い口調で拒絶しました。以後もしつこいことを繰り返されるようでしたら、団体の本部に苦情を入れますと。

またある時、個展を観に来てくれた人の中に自分たちのグループに教えに来てくれないかと言う人が居て、まだ若かった私はちょっとおめでたい部分もあって話に乗りました。しかし人は集まっておらず、実はある種の政治組織でした。団体をほめたたえる話など聞かされてました。意外にもその人たちはそれほどのしつこさはなく、心配したことはなかったのですが、相手がその気だったらどうだったでしょう。展示する側は相手に冷たく出来ない立場ですから、こういうことは現実にあります。

安倍さんの件であれこれ言われていますけれど、政治家と一部でも目的が合致すると必ず応援組織を派遣して、政治家の方は票も獲得できるということですから、腐れ縁ができやすいものだと思います。政治家は票の心配があるのでついついそういうことになりやすいでしょう。

これは宗教や政治組織だけではないと思います。どんな関係者が写真をいっしょにと言うかもしれません。絵描きなどそんな心配をする必要は現実にはあまりないですが、もし自分が後に何らかの有名人にでもなったら…。スポーツ選手でも何度もありますね。いつの世も困った問題です。

かようなこともあるので、私は今はあまり絵の展示には行きません。そこには住所や、今はあれのせいで電話番号まで芳名帳に記さねばなりません。プライベートと言っても素人の団体の芳名帳です。それを誰が利用するか知れたものではないのですね。

つい思い出しました。