思っても居ないところで転倒してしまった。考えられない。公園の出入り口の段差のところだけど、そんなところ、無意識でも踏み外すことはなかった。齢を取ってくるとそんな話を聞きもするのだが、自分とは関係ないと思っていました。酷い捻挫と膝を打って、幸い薬があったのでそれを塗っていると一週間ほど経ってほぼ軽くなってはいるけど、膝の膨らみが消えない。足首もまだ痛む。
しかし分からない。本当にそんなところで転倒したのだろうか。誰かに足を引掛けられたような感じで、反射的に手を突いて防御はできているけど、それが徐々にできなくなっていくのでしょう。自分としては、これはかなりショックです。居酒屋もちょっと控えなくてはならないなと思う。駅前ならどうと言うことはないけど、私が訪れている店はちょっと離れていて途中かなり暗いところがある。都内を歩いている人には想像すらできない。道の悪さも比較にならない。
それに、眼を悪くしているので、多分周辺への視力も落ちているのかも知れない。明るい時にはわからないけど、暗くなるに連れて段々周辺が見えなくなっているのかも知れません。
でも、それだって自分で気が付くはずで、今振り返ってもそこで転倒するなんてことは自分でも本当に信じられないのです。
すると今度は、近所のお婆さんがどこかで転倒したとかの話を聞いたのです。お婆さんは入院したとか。年寄りが転倒入院したらの話はあちこちにあって、明るい見通しはあまりないのが実情です。呆けもそこから始まる。誰かがこけたら誰かがこける。こういうことって、何故か重なるみたい。
家の階段だけは踏み外さないように壁に沿いながら下りているのですが、実は過去に二度ばかり最後の段を踏み外してドカーンとやったことがあった。若かったからどうにかなった。今じゃ無理だろうなと思うのです。
認めたくはないけれど、そんな日常になってきているのだなと、観念するような思いですね。
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