2022年11月20日日曜日

年金を押さえられたことがあるだろうか

私が多少のことを調べたのはかなり昔なので、今はどうか知らない。年金を担保に融資ができるのは確か公だけです。民間の業者は担保にすることが禁じられていたはずだ。にも拘わらすこれを堂々とやっているところがあった。



勿論業者はそんなことは言わない。利用者が返済時にいちいち煩わしくすることがないようにハンコと通帳なりをお預かりして返済を代行しているのですと。これが関西では普通に行われていた。業者が〇〇年金とかの名前でやっていたくらいです。

このことが問題になり、テレビで報道されたことがあった。年金で暮らしている人がこれを業者に押さえられて立ち行かない現実があると。

そのような場合、業者には一応の侘び状を送達して、年金の振込口座を変えれば良いのです。勿論、その身が業者に確保されると様々なことが起きるのでそれなりの工夫をする必要はある。自己破産を覚悟した場合はとにかく弁護士に着手してもらうまではどうにかしなければならない。着手すると、弁護士から、本職以外への接触を禁ずると通達が行くはずなので、ここまでは我慢だ。払えないとの意思を送達して五年が時効だから、どうしても破産費用が捻出できないなら五年逃げちゃえというと言う豪傑肌の人もあったらしい。

テレビの報道を見て、このことを当該の弁護士グループに電話したことがあったのだが、その対応にはちょっと面喰らった。

--はいはいそのようなこと、いちいち素人が言ってこなくてもわかってますよ。口座を変えてもどうせまた相手に変えられてしまうので同じことです--とそんな感じでした。もろにそう言った訳ではないが、口調が大体そんな感じ。

これはビックリ。最初はとにかく承諾して相手に通帳印鑑或いはカードなどを渡してしまっているのだけど、こっちが一応のお断りを送って、それで尚且つあちらがまた振込口座を元に戻してしまうなど、これは正面切っての窃盗になるはずだ。だからできるはずがないと思う。

確かに、社会保険庁は書類のみで仕事をしているので誰が依頼をしてきているのか分からないからやろうと思えばできるのだけれど、預かっていることが違法なので後々問題になる可能性を無視してそんなことできるでしょうかね。

実はこのことは、あれこれ調べている時に東京の弁護士さんに教えてもらったことなのだ。はっきり意思を示して、それでも相手がまた口座を変えてしまうなど東京では一件も聞かないと。

いくら大阪でも免停になるかも知れないことをするでしょうか。それとも関西では当たり前?

同じ弁護士でも、しかもサラ金の相談に乗っている弁護士で東京と大阪のこの違いは何だろうか。さすがに東京は大蔵省(当時)のお膝元だと言うこともあるかも知れないけれど。(弁護士さんはあると言っていた)

本日はあまり長く書けませんが、こんなことを考えると、大阪と言うのは東京の感覚とちょっと違うのかも知れないと思ったりするけど、さすがにネットで直ぐになんでも上がってしまう現在ではありえないでしょうね。きっとそんな業者は全部潰れたのではないでしょうか。

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