2022年11月14日月曜日

ついつい気になる貧乏ブログ

日常で、ふっと何かが抜けたような時、何故か貧乏ブログを結構な時間眺めてしまう。



一人になって、今は何とか普通に生きているけれど、私の一家も過去は大変だった。そんなこともあってついつい眺めてしまうのだけど、それにしてもブログはしっかりできていて、中には商用ブログもあるってどういうことなんだろう、などと思いつつも、その記事についついしんみりとなってしまうのです。

聞けば、ああ言うのは業者が書いているのもあるそうで、いったい何が本物かってことになるとちょっと分からない。あまりブログが綺麗にできているのはどうなのかなと個人的には思ったりはする。フリーの画像などを使ってプロが仕上げたような感触のものもあるけど、しかしそれだって、ちょっと詳しくなるとできないこともないので、これは何とも言えない。

しかしどうせなら、そこはやっぱり貧乏ブログなので、なるべくはショボく仕上げて頂きたいという妙な思いがある。それこそ雰囲気なんだけど、あまり綺麗にできているブログより、ああ、あまりデザインなんかに拘る余裕もないのだな--と思える方が良い。

読むなりに、毎日大変だろうなとリアルに思う記事もあって、アクセスも異常に高くない限りは業者が関わっていることはないように思える。何故業者が関わるかと言えば、アレ系のブログは多いと言えばものすごいアクセスがあって、広告収入と結びついているということなのだろう。

しかし、私もそうだが、あんなところに貼り付けてある広告などつっ突かない。クリックする人の割合ってどれくらいあるのだろうか。しかしアフェリは割と稼ぎやすいとか言う人も存在していて、まあそれなりには意味があるのかも知れない。ほんとに苦しい人には少しでも収入になっていれば幸いです。

記事はやはり、来る日も来る日もショボいものを食べてどれだけ節約しているとかが多くて、それだけだって大変だけど、借金の取り立てがなければまだ幸い。取り立てを食らわない貧乏はまだ大丈夫です。

ほんとに借金極貧になると、それこそ食べたものの旨いとかはなくなる。そんな余裕がなくなってしまう。最低限生命の維持ができるようなものしか口に入らなくなる。ちょっとした遭難みたいなものだ。ブログを書く余裕も、きっとなくなると思う。借金さえ抱えなければ貧しくともどうにかなる。しかし借金に追われ始めると日常は一変する。それでも今ブログを書いている人が居るのは、そこにしか平穏がなくなっているとか、もしかしたらほんとに偽造ブログがあるかも知れない。

しかし借金をしないで頑張っていても会社を解雇されるとか、されなくても我慢できない程苦痛を強いられているとか、現実にあろうかと思う。ほんとに嫌らしい会社で働いた経験は自分にもある。それでも我慢するしかないのだが、それでもと言う時が無いとは言えない。

そうなったら、本当に生活保護も考えない訳にはいかない。私の近辺にも、家は過去に差し押さえを喰っているのに住人が仕事もしないで居続けているところがある。まだ若くて健康。でも働かない。町内も当番もしない。通販の荷物が何度も来るので生活に困っている様子もない。どんな事情でそうなっているのか知らないけど、きっとそっちに詳しい誰かが着いたのだろうと推測する。そんな人も居るので、本当に切羽詰まったらその相談も致し方ないと思う。

世間体やメンツもあるし、頑張って生きたいと思うのは誇り高く真っ当だが、まず食べ物から貧していくと、ろくなことにならない。私も普段ろくなものを食べていないし、そのせいでろくな絵も描けず頭の回転も鈍いけど、一応は何とかなっている。最低限のものは食べているからでしょう。しかし生命維持程度まで落ちてしまうと問題。もう考える余裕もなくなる。

もうかなり昔、池袋の母子餓死事件と言うのがあって、誰か身近に詳しい人が居れば、生活保護も受けられたはずの親子だった。後になって、どうにかならなかったのかと皆言う。

明るい貧乏と言うのがあるけれど、衆目でそれを揶揄されたり馬鹿にされたりすることがなければ、辛くはあるけれど貧乏は意外に我慢強さを身につけたりと言うこともある。自分が我慢強いかと問われれば情けない話だが。それでも、いったいいつになったら黒い雲が晴れてくれるのかと、そんな思いで十数年過ごした。それが今も一人身である大きな要因だが、監獄に入っているみたいなものだった。むしろ監獄の方が、食事がタダで出るからね。入りたいとは思わないけど。

今はコロナで一層大変だし、それで儲けた医者や病院が沢山あると聞けば、一体どこに金が行っているのかと腹立たしいけど、ブログを書くことで少しでも平静を保つことができるなら、それもまた小さくとも幸いだと思います。

負けずに頑張ってくださいよ。頑張るって言葉はあまり好きではないですが、そうい時はありますからね。



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