2022年3月25日金曜日

一応は投資をやっておりまして…。

実は私はリーマンショックで当時の投入資産を三分の一にしたヘボです。サブプライムの半年ほど前から始めてちょっと増えたものですからよしよしと思っていたらやられました。

暴落に狼狽するなという強固な教えがありまして、つまり何もするなと言うことでして、当時はそのまま受け入れてじっとしていたら三分の一になってしまいました。その時も思いました。ああ、やっぱり自分はそういう星の下に生まれているんだ…。もっとも、今なら多少は対処が違っていたと思いますが。


うつろな森で

私はデイトレはやりませんのでファンドの運用に限っています。デイトレで勝てるほど頭が切れません。なのでファンドを粘り強く運用--と言えばカッコイイですが、実はデイトレなんかせわしなくて嫌なんですね。子供の頃から面倒くさいのは嫌。それも本当に適当に好き勝手なファンドを買っています。その辺では細かくなれない性格です。

昨年の秋辺りまでは市場は好調だったのですが、その後は一変しました。利上げとインフレ原油高などマイナス材料があって元々下落していた上にウクライナショックがあって、まったく悲嘆すべき状態になりました。この頃は戻し加減ですが、このまま戻せるかどうかはちょっと怪しいと思っています。今はまだ混沌としています。

しかしそれでも、もし投資をしていなかったらを考えれば、ちょっと深刻だったと思います。もうこの頃は仕事の収入は限られていますので投資で増えた分がなければかなりしんどいところでした。リーマンショックで減らして、いままたこのパニックであるのに全体では増えています。市場は上下するもので、長く付き合えば実る可能性が高いものだと考えます。

実は過去に身近な人たちの集まりで資産運用を考えて置くべきじゃないかと言ったことがあるのですが、笑いものになりました。博打の感覚が強いのですね。当時の日経平均は一万円以下でした。為替を考えれば米国インデックスを積み立てしただけでもかなり増えたでしょう。覚えた教訓はこうでした。

他人の心配などしなくて良い

親元から離れて一人暮らしの若い人も居られるでしょう。若い時期はかなりの無理が利きます。極貧を堪えられるのです。日々の楽しみや恋愛関係もあるので極貧という訳には行かないでしょうが、それでも猫の額を耕し、爪に火を点して--とまでは行かずとも蓄えることは可能です。普通であればですよ。その後の何十年は、終わってみればあっという間。私もよくぞあの時に投資をスタートさせてその後の何度かのパニックに我慢強く付き合ったと思います。性格の適当が良かったのかも知れません。リーマンに見舞われているので本当は凄くタイミングの悪い入り方でした。

市場がつぶれる程のパニックが起きたら、もう世の中そのものが普通ではありません。そこを考える必要は事実上ないのかなと思います。ウクライナ情勢次第でプーチンが切れてぶっ放すかも知れませんし、何かの弾みで世界が終わるかも知れません。しかしそうなったら何をしていても同じですね。

このカテゴリーを見ている人は既に一定年齢に達しているでしょうが、もし若い人が見ていたら、少額でも市場に慣れるのは悪くはないと思います…。下げ相場に慣れるのですね、資産の少ない内に。

結局他人の心配をしていますが、ブログは書きっ放し。実際に身近な人には一切語りません。

それではごきげんよう。


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