2024年9月3日火曜日

老いていつまで仕事を続けるのか

 そろそろ、何か一つするでも昔と違って面倒なのです。既に半分隠居仕事なので多くはないけど、入ってくる間は仕事を続けています。若い頃はチェーンワーキングで、当時はあまり考えなかったのに、この頃は一件片付けるにも面倒臭くなってしまいました。集中力がなくなる、体力がなくなる、根気がなくなる。つまりはこれが老化でしょう。私は片方では絵を描いていますが、若い頃の絵をみると複雑な思いがします。根気と体力ばかりで描いている。感心すると言うより、むしろ気が疲れます。

仕事に関しては、一旦会社と揉めて中断しましたが、その会社も今は整理されて何人かで再起したときに私も再開しました。以後ずっとやってきたのですが、もう二年近くになるのか、眼の異常に気づいてからは更にしんどくなってしまって、この頃はやめ際をいつも考えています。

ところが仕事を依頼してくる相手、つまり仕事を出してくれている人ですが、その人は私より年上で、今のところ眼の衰えはないようですが、若い頃からの間柄だけど、ずっと無理をしてきたことを知っています。会社で倒れたこともあります。その人と、打ち合わせをする度にいつも同じことを言い合っています。いつまで続けるのか。現実にそれは眼の前にきている。

あまり詳しくは申しませんが、医者はどこかで手術するしかないといい、しかしあれこれ調べると予後は必ずしも良い結果を保証していない。それはかなり運だそうです。なので私は、何とか現状で留まるなら、なるべく時間稼ぎをして他のことを試したい。それがややオカルトであってもと、そんな気になっています。大体は金を使うだけに終わるのですがね。あちこち悪い部分を抱えて生きてきたので、何度もその類は経験しています。

しかし手術と言うことになると、しばらくは仕事はできません。まあその辺りが潮時かなとぼんやり思っています。言い訳も立つし。

しかしどうしてもと頼まれたら…。だいたい想像は付くでしょうが、もう若い人の参入がない、見回せば年寄りばかりの業界です。業界とすら言えない。相手がどこかで断ってくれないと、ズルズルと続けて、机の上で息絶えている。そんなことを想像してしまいます。 

0 件のコメント:

コメントを投稿