先日の記事の続きです。
役所で配管図のコピーを200円出してもらってきた。何だか見にくい図面だ。二階へ登っている水の配管だけを詰めてしまおうと言うことになった。図面に間違いがなければ、二階の洗面の水が出なくなるけどお湯は出る。後は全部出るはずだと。
しかしなかなか分岐が判らない。図面を見て蛇口の下辺りに見当をつけて掘るのだが、やや離れたところに分岐があった。そこから上に登っている管を切って特殊な接着剤で栓を詰めてちょっとの間待つ。かなり手こずるかなと思っていたが、さすがに業者だけのことはある。割とすんなり運んだ。
本格的に直すなら壁を破って管を取り変えねばならないが、二階の洗面の水が出なくなるだけなので、これで不自由がなければと業者は言う。別にそれで何等不自由はない。
しばらく経って元栓を開けて点検。結局全て大丈夫。風呂も入れるしなんら不自由はない。
ああ、良かった良かったと業者に代金払って騒動は終わった。業者は午後も何軒か回るらしい。費用は応急処置なので思ったほどはかからなかった。壁の中がどうなっているかは知れないが、どうせこの家は自分の代で終わりなのだ。長く持つ必要はない。
しばらくは気になるので度々様子をみたが、結局何事もなく終わった。でも、後で気づいたのだが、二階の洗面にはお湯の出る配管と水の管が二本あって、その両方が毎日凍るのだ。二人ともそのどっちが破裂したか分からないまま作業をしたのだった。決めてかかっていたけど、お湯の方が破裂していた可能性もあった。それだと作業をしたところで何等意味のないことだった。業者はそれをわかってやっていたのだろうか。後で考えたら冷や汗ものだった。
懲りた私は、その後は毎日元栓を閉めて寝ることにしている。凍る蛇口は全部緩めている。朝は元栓を開くことから始まる。氷点下になる恐れがなくなるまでこれを続ける。今度破れたらかなりの大工事だ。
電気ガス代が高いから、水を流して寝るなど水道代まで高くなるとつい貧乏根性が出てしまうのだが、却って高いものについてしまった。そう言えば何年か前に、町内のどこかで破裂したとかの話があった。対策しなければ、どこで破れるか、まったくロシアンルーレットみたいなものね。
余談だけど、一軒だけポツンとある家はやっぱり寒いみたい。他人と同じで集まっていると幾分マシなのかもしれない。並びの家でも歯抜けになっているところとか端っこの家とかはやっぱり寒いようですね。
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