夜中に目の前に救急車が止まっていた。隣か向かいか、その並びか。その時私は一旦眠って目覚めてしばらく作業をしていた。
当家も兄や母のことで何度救急車を呼んだか。その度に自分が同乗して病院まで付き合った。今度はそろそろ自分の年齢。近所の人だって、皆いつ何があってもおかしくない。 でも自分には付き添う者は居ない。
ちょっと飲んだりしていい気になって忘れかけたりもするけど、こういうことがあるとね。だから自分に突然なにがあっても良いようにして置こうとは思うが、どこから何から手をつけて良いのか知れない。
投資をしているから、多少の資産はある。これを取り崩しながらも減らないか減っても10年持てばよいとの計画だった。それを残したままなんてのが絶対に嫌な訳です。どころか、折角住宅ローンが終わって以後はむしろ増える可能性の方が強い。それを使えないままなんてこんな悔しいことはない。
まあね、計画してもこういうのは上手くいかない。この頃は本気で考えるのです。絶対にここだけは見ておきたい、やっておきたい、それはなんだったか。
でもそれだって徐々に面倒になってくる。いつも最後は居酒屋でぼんやりになってしまう。そこが幸せならもうそれでいいじゃないかと思い始めた。
なんてささやかなんだろう。忍ぶ忍ばず無縁坂…。
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