2025年6月16日月曜日

それでも私は描いている

さすがにもう人物画は無理ですが、他のものならなんとかなりそうです。眼は一応落ち着いてきておりますが、それでも根本的にどうにかなったとかの話は聞きません。この部分の疾患は、しかし若い人にもあるようですので、私の場合はもう老人なので、それを考えるとちょっと気の毒だなと思います。



この部分の手術をすると白内障の手術を同時にすることに概ねなっているようなので私もそれに同意しましたが、どうもそっちの感じが今ひとつなのかなと思っています。すんなり片付いた人よりちょっと怪しげです。それでも、あともうちょっと落ち着いてくれば諸々我慢のうちかなと思っています。

そんなことで、作業は随分やりにくくなってしまいました。絵を描いている人ならわかるとおもうのですが、筆と媒体(この場合は単なる紙ですが)が接触するかしないかのギリギリの際みたいな感覚がかなり大切なのですが、そこがちょっと掴みにくくなってしまいました。が、これもある程度は慣れなのかなと思っています。

見え辛くなっていたのはもうかなり前からなので、その影響なのか描く絵も筆使いのやや荒々しい大雑把な絵に変わってきまして、それはそれで別の分野も開けたかもしれません。どこをどう転んでもボケ防止以上の大したものにはならないでしょうが…。

とにかく左右で見える大きさや色や明るさが随分違うのですが、多分真っ白というのを見たのは何十年ぶりなんだと思います。若いひとの眼は真っ白が見える。老人には真っ白がない。個人差はあるにしても大体はオレンジ色にくすんで暗くなっている。手術をして良かったのは今のところそれくらいかな。

いずれにしても歳を喰って若いままはないので、これはこれで受け止めるしかないですね。

この頃は墨一色の抽象風が多いのですが描ける間は描こうという気持ちです。このブログは既に画像を貼り付けることがないのですが、たまの一枚です。

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追記

久しぶりにやり慣れないことをやったら画像を間違えてリサイズしないものを貼り付けてしまいました。と言っても誰も注目していないだろうけど、一応入れ替えました。


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