2024年8月6日火曜日

久し振りの投資の話--市場はパニック

ちょっと前まで景気が良かったのに今はあっという間にパニックになってしまいました。昨日は日経平均が4451円の下落です。トータルで1万円ちかく下げてしまったのですね。

確かにこれはリーマンショック級だと思うのですが、あの時は18000だった株価が遂には7800になったので同じということになれば株価は2万円以下になります。しかも円高になるので海外資産も減ります。それを経験している私としては、まだまだリーマンじゃないと思います。

きょうは今のところかなり反発しているようですが、三日ほどの反発は騙しと昔から言われていて、リーマンショックでも小さな反発を繰り返しながら結局はドンドン下落しました。

そうことを聞くと高値からNISAで始めた人は生きた心地もしないと思うのですが、市場のことは本当に分からないのです。危ないと思って逃げたら騰がったり、下げを掴んで更に下げたり。元々市場はそういうものです。

市場は参加している全ての人間の思惑の集合なので、読めそうなものなのに読めません。誰かの言っていることが当たり他が外れる。それが毎度入れ替わっている。そういうことの繰り返しです。デイトレをやってもある時は勝ちある時は負け、トータルすると結局は負けている人が多いと言うことになっています。ブログや動画で勝っている勝っているという人があっても、それは細工かもしれません。分からないのです。

ということで、短期では勝てないが確率的に長期運用をすると資産を増やせる確率が高い。これは過去の経験値を言っていて、少なくとも途中では暴落を挟みながらも騰がってきている。そのことを理解してNISAなどを始めたと思うのですが、こんなパニックに遭遇すると癇癪玉を破裂させるひとが無数にいます。

これはしょうがないのです。一寸先読めないのが相場です。長期投資は短期の予測はしないと言うことになっています。しかし必ずしもそれを絶対に守る必要もないと思うのです。精神的ストレスは身体を蝕みます。NISAに大金を投入できる人はある程度の年齢のはずなので、ストレスはそれなりに若い人よりはダメージを食らいます。そんな時はある程度資金を引き揚げても良いと思います。それで平静を保てるなら。

だけど、そうしたら騰がってくるのが市場というものなんです。不思議とこれはそうなんです。個人の行動を誰かがみているようにそうなります。元々がそうなんです。自分でよく考えて、下げても八つ当たりしない。それを守りたいと思います。騰がった時は癇癪の激しい人ほど自慢します。人の性格はそういうものです。

同時に、投資は絶対に他人には口外しない。他人には勧めない。これも絶対に守った方が良いです。私は老婆心で老後の資産運用を親しい人に勧めました。これが大失敗でした。彼は資産の増減には口を出しませんが、逆に何もしないのです。つまり自分へ来るメールもチェックしないし、資産管理もしません。全部こっちがやる羽目になりました。

余計なことをするんじゃなかったと後悔しています。

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