2023年11月18日土曜日

大橋純子さんも逝ったのか

あっちこっちに気を取られていて、全然知りませんでした。癌で闘病していたのですか…。上京する時、聴きたい曲だけをカセットに録音して運びました。たそがれマイラブが大好きでした。女性の歌だからキーが高いし、今は全然声が出ないけど、カセットで聴きながら歌いながら仕事をしたりしていました。足立区亀有の四畳半。家賃12000円。それさえ大家さんに待ってもらったくらいで、苦しい記憶ばかり残っています。

絵を描く時間が欲しいからバイトをケチってコロッケとラーメンばかり食べて、やっぱり栄養失調になって身体を壊して実家へ戻ってしばらく過ごしたのだけど、一部にはもう元に戻らない部位ができて、しょうがないからと観念してもう一度東京に戻りましt。そんな時に、楽しい歌など誰も聴かない歌わないものです。何故かたそがれマイラブばかり聴いていた。そんな時代を思い出します。カセットはその後デジタル化して今も普通に聴いています。

コーヒーカップ 砕け散って----と歌っているから、やっぱり愛用があったのですね。棺に入れられたとか。

ちょっとついでですが、その後CDでもたそがれマイラブを聴いたのですが、昔のレコードと音が全然違います。なんだかトロンとしていて、あの大橋さんの声のハリがない。CDはパチモンじゃない、ちゃんとしたものです。若い人は意外かも知れないけど、昔のレコードは凄くシャキッとした音だったのです。

ビクターのCDには、昔のレコードの音を可能な限り再現しましたと謳っているものがあります。聴いてみましたが、成る程それは昔のシャキッとした音がしていました。故に、CDとレコードとでは、かなり違う音がしているのだろうと思っています。レコードとカートリッジで今でも聴く人があるのは当然かもしれません。

大橋さんのご冥福をお祈りします。

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