無差別か理由があったのかはまだ詳しくわからないですが、どうやら無差別だったようです。こういう事件をみる度に、人が変になる理由はいったい何だろうかと思うことがあります。その後の報ではこの男は大金持ちで普通なら何等のストレスもなく生きることができたはずです。
しかしながら、人の素性は既に表に出ているとも思ったりします。馬鹿一人のためにこれからの人が何人も犠牲になる。その無念の持って行きようもない。そういうことが何度も繰り返されれる。
ようやく犯人が逮捕されて、でも実はかなり早く目星はついていた。逮捕するにはそれなりに揃えるものが要る。多分そう言うことだったのでしょう。で、出てきた犯人の学生時代の顔。今の顔とはかなり違っても見えるけど、あれを見て、ああ、成る程と多くの人が思ったでしょう。占い師ケンケンでない私でも見た瞬間ちょっとギョッとします。モロあっち系の人のように如何にもじゃないのですが、人の素性は顔に出る。ずっと昔に出ていた。ついそう思ってしまいます。
でも、ここが難しいところで、もっとギョッとする顔つきの人を過去に何人も見てきました。でもその人たち全てが犯罪者ではない。勿論、彼らと離れているからわからないだけで実はかなり危なげな日常を送っているかも知れないです。お縄にならないだけで子供の頃からそういうタイプを何人も知っています。大人になって随分変わっているかも知れませんが。
人は生きるに連れて色んなものを身に着けて良い方向に変われるものです。しかし現実には難しい。日常的に周りを威圧しながら生きる、或いは勝手放題身勝手に生きる危ない系は私の周辺にも少なくない。過去にはすぐ近所にそういうのが居ました。
しかし逆もまた真なりで、もし私が何らかの犯罪でお縄になったら人はどういうでしょうか。人は見かけによらないというか、あるいは逆に、あ、やっぱりねと言うか。私は半分半分ではないかと思います。どんな人でもそういう時は顔つきが変わってしまっている。
以前、電車の中でタバコ吹かして火を点けて騒いだ人間が居りましたが、あれをちょっと連想します。いつから狂ったのか素性があったのか。
犯罪とは無関係(でもないですが案件が小さいので)であっても、何らかのきっかけがあって突然おかしくなった人も見ています。ごく普通の人だったのが全く変わってしまった。何が原因だったのか誰にもわからない。
これがもし誰にも起きるメカニズムなら誰にも避けようがない。
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