先日来の個人的なショックもあり、もう周辺のことなどあまり気にする余裕もなくなっていました。電気代のことなど、暑くなったらまた増えそうだとか、多分そんな記事を書いていたのだろうと思います。
色々と情報を探して、こんな時には、ついついスピリチュアル系の記事なども見てしまうものです。金のかからないものならなんでも試す。世間のことはどうでもいい。それ程自分の身の起きた不愉快な出来事は日常を一変します。
数日前にあつらえた眼鏡ができまして、夜は慣れないと危ないかも知れないなどと眼鏡屋さんが言うものですから、念のため以前の眼鏡もカバンに忍ばせて外出しました。しかし他からはほぼサングラスにしか見えないのに意外に明るく、これなら大丈夫と、これはこれで一応安心しました。
その足でつい居酒屋さんに寄ってしまい、妙にカッコイイねなどとおだてられて、その時はそれなりに明るく振る舞って笑って過ごすのでした。しかしこうやって、少しずつ不都合な部分を抱えて、徐々に変わって行く自分を情けなくも認識するしかありません。ちょっと前とは、もう違うのだなと…。
そんな時にフッと見つけた歌舞伎役者の猿之助さんの記事。この人は亀治郎と名乗った時代に大河ドラマで武田信玄を演じた人ではなかったでしたっけ。荒らされた気配のない室内で毛布をかけられた状態でお母さんが既に死亡、お父さんの段四郎もその後死亡とあり、心中を図ったかと速報が出ています。いったいどうしたのでしょう。
他人様のことは分からないものですし、自分事で元気をなくしている身の上があれこれと書く余裕もありません。というより、言えなくなりました。誰しも分からないところで苦労して生きているのだなとか、そんな取ってつけたようなことも思いません。どんな経緯か分かりませんが、ただぼんやり眺める以外にありません。
重荷は人を苦しめる。そのウエイトは誰にも分からない。チラチラとある種の考えが支配し始め、ある時フッとそうなる。そうなる生き物なんだと改めて認識するまでです。
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