2026年6月28日日曜日

過去にちょっと関係のあった人が亡くなっていたのを知る

ネットでそれを知りました。あまり良い関係ではなかったですが、それなりのことがあった。そんな人が、亡くなっていたのを知りました。ネットがなければ知りえなかったかも。

私はまだ十代のころ漫画とかイラスト関係のサークルを作っていて、その関係で他のサークルの人たちとも知り合う機会がありました。私たちがアジトにしていた喫茶店にきたことがあって、すると彼らは、ここが自分たちのアジトだと言い始めました。彼らは自分たちで会誌を作っていて、そこに記されていました。地図とともに。

誰がどこをアジトにしてもかまわないけど、一応のルールがあったのかな、こっちのサークルの人は困り顔でした。彼らはほぼ毎日のように来るようになり、 私はあまり熱心ではなかったので関心がなかったけど、彼らの会誌を回覧で見せ合っていたのを見せてもらいました。その中で、私を馬鹿にする紹介記事を見かけました。多分、気に入らない奴だったのでしょうね。ちょっと変わった人でした。オカルト系の人で、私もそっちは好きな方なので合う部分もあったと思うのですが、そもそも関りがあまりありませんでした。だから馬鹿にされていること自体がピント来ませんでした。別に腹も立たない。なんで俺に関心があるんだ、そんな感じでした。

十代を終えると私は就職しましたのでその辺とは関りがなくなりました。自分たちのサークルの活動にもウンザリしていました。正直言うとなんだかもう面倒くさくて、このまま縁遠くなってくれればと思っていました。熱心にやっていた人が、そんなことじゃ困ると家に文句を言いに来たことがありました。そんなことなのであちらのサークルのことなどはすっかり忘れていました。

その後私は自分のサークルとも縁を切り、企業に何年か務めて退職し、その後はあちこち転々とした後上京し、こちらであれこれのバイトや職業に就いて、多少はデザインやイラストの仕事を交えながらも生きてきて現在に至っています。何十年も経っています。それでぼんやりネットを閲覧していたら、私を馬鹿にしていた本人が亡くなっていたことを知りました。

彼はメジャーとは言えませんが一部にはファンも居る漫画家になっていたようです。一応望みを叶えたのではないでしょうか。彼に馬鹿にされていたのは私だけじゃなくて、回りを平均的に馬鹿にしていた感じがあります。そういう人だったのでしょう。一応は変人の部類じゃなかったかな。だって、眼に触れるようなところにこれ見よがしには書かないものです。普通は喧嘩になる。でも、今でも作家さんなんかにそういう人は居るんじゃないですかね。なので彼のことをかなり罵っている人も居るには居ました。私は全然ピンときませんでしたが。なんで私にそんなに関心があるんだろうと言う程度で。

死因はわかりません。私より多分三つ四つ上だったと思います。だから逝ってもおかしくない年齢。

ああ、遥かな昔、そんなこともあったなと、ぼんやり思い返します。あの当時やっていたことを捨てられずに私は今も絵を描いています。漫画ではなくてイラストとか個人的なアートになり、彼と違ってそれが世に出ることは遂にありませんでしたが…。

私が嫌な思いで記憶しているのはむしろこっちのサークルで、熱心になってもらわないと困る、と私の家に文句を言いに来た彼のことですね。どうやらある人に吹き込まれたようで、彼にもかなり激しく罵られました。熱心は良いのですが、それが私には重荷でした。どうやら私は罵られることが多い人間のようです。吹き込んだ人は誰だったかなあ。何十年も忘れていたそんなことを思い出しました。

彼のその後は全く知りません。

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