ひとりって、気ままで良いことは良いのですがね、でも、もし誰かと一緒に住んでいたらそれとの関係が生じるので日常ごとの関心の大部分は多分そのことが多いでしょう。でもひとりはちょっと違うのですよね。なぜだか、思い出さなくても良いようなことばかり思い出すし、普段でもどうってことのない小さなことがやたら気になってしまうことがあります。
人それぞれでしょうが、昔のことって、あまり思い出しても愉快なことはない。少なくとも私にはあまり楽しい思い出はありません。苦しかった思い出の方が圧倒的です。その時は楽しくても結局ひっくり返ったりで、一時の楽しさを思い出しても空しいというかですね。
兄もそんなことをいってました。もう15年前に亡くなりましたが、ガキの頃のことなんか何も覚えていない。思い出しても不愉快ばかり。実際兄は私から見てもそうだろうなと思います。勉学はできたのですが、色んな都合があって、結局そんなことも意味がなかった。大方を底辺労働で終えました。サバサバするようにしたのかな。
誰でも不愉快な思いではあるでしょうが、大方はすっかり忘れて生きているのですね。それをふと思い出すことが多い。ひとりってそんな時にかなり深入りしてしまうのです。今更時間も戻らないのに。
身寄りのない人はもとより一人だけ離れて生きている人も、普段はどうなのかな。何を思い出して何を考えて生きているのだろうって、この頃は考えたりします。日常は人づきあいもあるし多少の仕事をしているし、居酒屋では概ね楽しいし、絵も描いている。しかもパソコンいじりが結構好きで日々は決して退屈することはない。それでも、ふと一人で食事をしながら昔を思い出したりする。しかもそれは、ほとんど楽しい記憶じゃない。しんどかったこととか、悔しかったことばかりです。
歳とともに普通にそうなっていくのかな。
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