恐らく、老後の資金を投資で作っていた人は少なくないのじゃないでしょうか。私もその一人です。トランプさんはじゃじゃ馬だし、それでも以前は急落して急騰したので今度も似たようなことになるかも知れないとは思っていました。しかし今回はちょっとばかり様子が違っている気がします。あの時はパニックが長く続かなかった。
若い人は暴落はむしろ買いです。先がある。でも老後も何かで増やさないとやっていけない人もあります。私だって何とかなっているのは過去の増えた分があるからです。ですからまだまだ過去の積み上がりが消えてしまう程じゃありません。しかしここからは要注意です。市場には何があるか知れない。リーマンショックの時も大方の人は短期で終息すると言っていました。でも実際はとんでもないことでした。
老後の資金をNISAに目一杯預けてしまった人もあると思います。その人は今のこの時点でかなりの資産を溶かしました。恐らく気が気ではないと思います。だから投資など危ないと言ったじゃないか、そう言いたがる人もここぞとばかりに出て来るのです。
市場関係者や動画であれこれ喋っている人まで含めて語ることは様々です。 こういう時は誰の意見もあまり当てになりません。危ないと思ったら、自分の残り寿命と相談して、都合半分くらいを様子見売りするのも一つの考えです。もしここから更なるパニックがあれば眼も当てられません。しかし売った分はいずれいつか買い直さねばなりません。それをせずに全部売ってやめてしまったら大きな損だけを味わって終わりです。
勿論我慢するのも強気になるのもありです。でも、うーん、投資を始めてあまり経験のない人はちょっとリスクを軽減した方が良いかも知れません。もし予想に反して騰がったら頭に来るのですが、そのときはむしろこれ以上の損失を防げたと思えば良いのです。あまり短期的なことでカッカしない。
私には残り寿命がそんなにありません。あともう少し増えたらかなりを手元に戻す考えでした。トランプさんに先にやられてしまいました。しかしもし投資に踏み切っていなかったら、現実に私はかなり苦しい。こうやって記事を書いている余裕などありません。過去の市場の上昇がそれを支えてくれました。
短期のパニックは避難を考えるのも手です。無理はしないこと。しかし必ず市場に少しずつ戻る。そうやって経験を積めばいいですね。
暴落に慣れるということはありませんが。
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